体験農園て第何次産業?
第二次産業は、製造業建設業
第三次産業は、小売業サービス業
といった具合に大昔習った。今では、農業も加工生産を行う第二次産業、流通販売も行う第三次産業、さらにこれらを総合し1+2+3とした第六次産業も行われている。
第六次産業は、造語ですが、農家の生き残りの方策としていろいろな形の生産加工流通が行われていて、初めてその言葉を聞いても、ふ~んそういうことかと想像できるようになってきていると思う。偉そうだが、この言葉を『儲かる農業論』集英社新書で知ってググったときお菓子、ジャム、乳製品、ジュースなどいろいろな商品が頭に浮かびました。
さて、体験農園も1+3で第四次産業になるのかしらん?教育、レジャーとなると完全な第三次産業。もはや、123ではくくれません。楽しみです。
自分の食べるものを自分で作るということ
お米は買っています。
野菜も買っています。
お魚も買っています。
お肉も買っています。
卵も豆腐も・・・ほとんどのものを買っています。
料理はします。パンも時々自分で作ります。でも小麦もイーストバターも買います。
昔から割と手作りで何でも作ってきました。みそや梅干しもよく作っていました。今はちょっとさぼっています。山に遊びに行けば山菜などいろいろ食べられるものを調達するのは得意でした。旦那は、海が好きで魚や貝の調達が好きですが、えさは買います。なんと昨年なわ猟師になり鹿とイノシシを調達しました。都会ではかなり、変わった人なのかもしれません。
食べ物には感謝しておりますが、でもやっぱり、ほとんどのものを誰かに作ってもらってお金で買っているんです。これでいいのか?と、時々思います。買えなくなったら、餓えます。買うのが悪いとは思いませんが、どうやって私の家までやってくるのか知っておきたい。いざとなれば自分で作る逞しさ、自信が欲しいと思ってきました。
同じことが国の中で起こっていると思います。ほかの国からお金で買っています。
ほんとにこれでいいのか?と思います。自分たちの食べるもの、自分たちの手で作り続けられ安心して暮らしたいなと思います。
ウィン・ウィンな関係
さて、この体験農園は、私のように農業を始めてみたいけど
どうしていいかわからない人にとっては、救いの主である。
道具ももたず畑にきて種も苗も肥料も準備され、計画に沿って作業を行う
一種レジャー並みな便利さである。
これは、私にとってのウィン。
その他様々な理由でこの体験農園にきていらっしゃる方がいると思うので、おいおいインタビューしてみたいと思いますが、自分の健康のためという方によくお会いします。
その人たちにとってもウィン。
そして、農地を抱えた農家の問題。これはまた、私のような素人が聞くとびっくりするような様々な問題を抱えている。まだ私にってはかじったばかりの問題なので、徐々に整理し自分で考えていきたいと思う。とりあえず今日は、農家にとっても農地を農地として生かしつつ、収穫に頼らず計画的な収入を得られる可能性として、こういった体験農園の道があり、それはある意味ウィンになるということ。
また、行政として、農地が荒れ農業の担い手が失われることへの危機感があり、その一つの方策としてモデルケースになりえること、うまくいけば就農や若い世代の育成にも(平均年齢を見ると今のところあんまりなっていないようだが)えるというところでウィン。
ウィンウィンウィンな関係、これってすごいことかも。
もっと広まればいいなと思ったので、ここで起こる様々な出来事を記録していきたいと思います。
0318牛糞と格闘
本日のミッション
その1
うなぎ桶に牛糞(牛糞もみ殻のミックス堆肥)山盛りを2杯分、一輪車に載せて畑の場所に撒くこと。4畝作るので、1畝に4杯・・・8回行きます!
80㎝ぐらいの堆肥の山を切り崩す、時々うんちくさい。なれないスコップでうなぎ桶なるものが何かも、周りの経験者の方に教えてもらいつつ実行。一輪車久しぶりです。一輪車のの堆肥を畑にひっくり返す時が難しい。畑に均等に撒くには、畝の位置を目算し、そこにめがけて撒かねばならない。でも、一輪車がトテッとなって思う場所に堆肥をひっくり返せないんだな~。
その2
堆肥を均等に畑にならすこと。
平くわで畑に団子状態の堆肥を撒くのですが、変形の土地のため、畝がどこからどこまでか目算できずいろんなところに撒いてしまいました。
その3
耕運機?でまぜまぜ:これは園主とその奥様がやってくださいました。さすが機械の力ばんざい。これ鍬でやっていたら手が豆だらけ、腰痛で明日仕事どころじゃないだろうな。
その4
堆肥途中で追加!
変形土地につきもう2回堆肥を運ぶ
その5
畝づくり
耕運機の後ろに畝を作る三角の道具を接続、これでまっすぐ行くと畝が・・・できちゃう。すごい機械だ。変形が土地につき畝がうねうねしています。紐で目印にして進むも
かなり難しそう。・・そうこれは園主の奥様が耕運機技術を駆使してやってくださいました。感謝
その6
周りの雑草もすきこんじゃったので上にあるのだけでも雑草とろうね。
はい、この雑草が堆肥とともに成長すると大変なので一生懸命取りました。中腰姿勢でちょっと辛いです。
その7
畝の間の土を取る
周りのかたがやっている道具を教えてもらい。見よう見まねで畝の溝を平らにし畝に盛り上げる。
断面がかまぼこのようになると雨が降っても水がたまらず、腐ったりしないんだ。ふかふかのお布団のように畝の上には上がらないんだ。大事なお野菜の寝床だからね。
畝の間も水がたまらないように勾配を一方向に向けるとよいらしい。どこに向け水を流すかは、よく土地を知る園主の判断がポイントだ。農園全体のことになるが、高いところから低いところに流れる理屈と排水の道順があるということだね。
今日はとりあえずここまで
あと周りの人たちはじゃがいもをもう植えているので
植える様子を見学させてもらって、一部じゃがいもをカットさせてもらった。芽が出なかったら私のせい?
じゃがいもの植え方も後の作業を考えて、3列千鳥に植える方法がよいことも教わったよ。3列平行にすると、あとで芽かき、土盛りの時作業が大変なんだって。慣れない言葉がたくさん出たので覚書のためにメモしておきます。
アグリな生活
長い間やってみたかったアグリな生活
土とのふれあい生活始めます。体験型農園の体験記を書いていきます。
貸農園を探すうちに見つけた「すこやかファームおとわ」今年の春から思い切ってアグリな生活始めます。農業初心者、土地なし、道具なし、何から始めてよいかわからなかった私にとってまさにうってつけ。将来の小さな農園生活の夢に一歩ちかづきます。
家からはJR京都駅まで徒歩10分、電車乗車5分(一駅)、JR山科駅から農園まで徒歩20分合計約40分で到着。
毎日の登園は無理なので、しばらくはお仕事のお休みの日、土日のみの登園でトライしてみます。幸いお仕事は長い夏休みがあるのでそのころにはバイクの免許をとってバイク登園もよいかもと計画中。